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30年以上続く伝統のみそ作り/JAあいち豊田女性部

2022.01.19

 JAあいち豊田女性部豊田支部は1月19日、豊田市高橋町にあるJA高橋テラスで「自家製みそ作り教室」を開き、女性部員9人が参加しました。

 これは自分たちで家庭の味に合ったみそを地元大豆で作るもので、寒いこの時期に開いています。女性部活動の中でも30年以上続く伝統ある活動のひとつです。
 この日は、地元産の大豆フクユタカを合わせて27キログラム使いみそを仕込みました。部員らは水につけた大豆を圧力鍋で炊き上げ電動ミキサーでつぶし、各家庭の好みの味に合わせて豆こうじ・米こうじ・麦こうじ・粗塩などを混ぜ合わせた「手前みそ」を作り上げました。その後、密封可能な容器にみそを空気が入らないよう移し、合わせて9個の「みそタル」を完成させました。みそは持ち帰り、涼しく暗い場所で保存。1年ほど熟成させ完成する予定です。部員のひとりは「自分で手掛けたみそは格別で、家族みんな、おいしいと口をそろえて言ってくれる。毎年とても楽しみにしている活動です」と笑顔で話していました。
 「自家製みそ作り教室」は、こうじの種類や量を変える事で「赤みそ」「白みそ」「ミックスみそ」ができ、自分の家庭の好みの味が作れることが魅力です。

写真=みそ作りを楽しむ女性部員