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未来を担う若者に農業を伝える/高校生職場体験

2022.01.20

 JAあいち豊田は1月20日、未来を担う若者にJAの事業や地域の農産物を学ぶことで農業に関心を持ち、将来の進路選択の1つとしてもらうため、JA管内の県立三好高校の職場体験を受け入れました。
 この日は、農業関係に興味のある同校1年生の生徒7人が参加。JA三好営農センター前田真美センター長がJAの概況や役割、管内の農産物などを説明した後、3班に分かれ、順番にカントリーエレベーターとほっとコーナー(生産資材購買施設)、グリーンステーション三好(選果施設)の仕事を体験しました。カントリーエレベーターでは施設を見学しながら、普段何気なく食べているお米が家庭に届くまでの過程を学び、米の分析作業も体験しました。生徒の1人は「周りに農業関係者はいないが、生きていくうえで欠かせない農業に興味があった。今回の学習は普段知らないことが多く学べてよい経験になった」と話していました。また、前田センター長は「今回の体験を通じて少しでも農業に関心を持ち、家族や友人など周りの人に情報を発信し、農業を理解する機会となればうれしい」と話していました。
 JAは、今後も地元の児童や生徒らの施設見学や職場体験の受け入れを積極的に行い、地域農業への理解促進と職業選択の一つとして考えてもらえるよう活動していきます。

写真=米の分析作業を体験する生徒ら