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営農指導力強化で農家の期待に応える/JAあいち豊田

2022.01.21

 JAあいち豊田は農家に寄り添い営農相談や営農指導ができる職員を育成し、営農指導事業の基盤強化を図っています。職員の栽培知識と技術の向上で、農家から寄せられる様々な質問に最寄りの営農センターやほっとコーナーなどの窓口で対応し、期待に応えた相談機能を発揮することを目指します。
 強化に向けJAは、3年前から営農指導力強化研修会をJAが運営するみよし施設園芸支援センター(MGMI)で毎年開き、営農部門に携わる職員が5~12月にかけて年9回の講義と栽培実習を行っています。講師はJA専門技術員と営農指導課職員が担当し、今年度は6人が受講しました。研修の最後には一般社団法人全国農業会議所が実施する日本農業技術検定3級を受験し、全員が合格。1月20日に豊田市西町にあるJA本店で同検定の合格者表彰を行い、合格者とJA役員らが出席しました。合格した営農指導課の鈴木篤主幹は「研修会と検定を受け、栽培技術や知識の基礎をしっかりと学ぶことができました。組合員に寄り添い頼られるよう今後も学んでいきたい」と話していました。また、同課の宇野達也課長は「農家の悩みに親身になって対応し、頼られる営農職員を目指してこれからも向上意識を持ち続けてほしい」と話していました。
 この研修には、これまでの3年間に合わせて18人の職員が参加。今後も営農職員全体の指導力を強化し、農家所得の向上に努めていきます。

写真=営農指導力強化研修会を受講し試験に合格した営農職員ら