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三河地方の郷土菓子「おこしもの」づくり/JAあいち豊田女性大学

2022.01.28

 JAあいち豊田組合員振興課は1月28日、20~40代の女性を対象としたJA女性大学(愛称「ぷちプリ」)で「おこしものづくり教室」を開き、同大学の受講生8人が参加しました。
 この日は同課職員が講師となり、この地方で古くから伝わり、桃の節句のお雛様に添えられる郷土菓子「おこしもの」づくりに挑戦しました。

 おこしものは、熱湯でこねた米粉を梅や蝶などの縁起物をモチーフとした木型で成形し蒸しあげたもの。受講生らは、赤や黄色、緑の色を付けた米粉で思い思いのおこしものを約2時間かけて完成させました。参加者の1人は「子どものころ祖父母が作ってくれた記憶はあるが、大きくなってからは食べることはありませんでした。この地域に古くから伝わる郷土菓子を子どもに食べさせてあげることができうれしい」と話していました。
 同大学は、家事や子育てに忙しい日々を送っている女性に「ちょこっとプリンセスな時間を過ごしてもらおう」と2012年に発足。新たなJAファン層の開拓や仲間づくりを目的に、自分磨きや新たな挑戦をしたい人を応援しています。

写真=おこしものづくりに挑戦する受講生