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みよしの柿のおいしさ知って/「柿ゼリー」2月22日新発売

2022.02.18

 JAあいち豊田は、みよし市役所とみよし商工会、管内の東海学園大学と食品加工を手掛ける神谷醸造株式会社と連携し、みよし市特産品の柿を使った「柿ゼリー」を2月22日から新発売します。1袋にひとくちサイズのゼリーが8個入り、JAグリーンセンター三好店で限定30袋、産直プラザで限定75袋、価格は1袋298円(税込み)で販売します。
 JAみよし営農センターでは、農家所得向上のため、等級が低いものや出荷基準に満たない柿を加工用として4年前から買い取っています。子どもからお年寄りまで手軽に食べられ、日持ちがする商品を開発し、多くの人にみよしの柿の味を知ってもらい、農家所得の向上につなげたいと約2年半かけて「柿ゼリー」を完成させました。
 「柿ゼリー」は同市産の柿を使用。ピューレ状にしたものを使い、柿のみずみずしさとジューシーさがダイレクトに伝わる味わいに仕上げています。2020年から同市の学校給食に提供を始め、昨年からは一般販売に向けて準備を進めてきました。パッケージのデザインは、同市にキャンバスを持つ同大学経営学部伊藤久司教授のゼミ室の学生に依頼。柿と同市をイメージしたデザインになっていいます。
 2月3日には、地元ケーブルテレビ「ひまわりネットワーク」の市政番組「みよしTODAY」の取材を受け、地域住民らに取り組みをPR。JA職員がインタビューを受け、「柿ゼリー」開発の経緯などを説明しました。JA三好営農センター前田真美センター長は「農家所得の向上を目指し、約2年半かけて販売することができました。みよしの柿を知ってファンになってもらえると嬉しい」と話していました。JAは農業振興計画の1つに果樹産地振興を掲げ、地域農業をPRし、農業理解の促進と地元農産物の消費拡大を目指しています。

写真=新発売の「柿ゼリー」をPRするJA職員と同市役所職員