ＪＡあいち豊田総務部組合員振興課は２月１８日、豊田市高橋町にあるＪＡ高橋テラスでＪＡ女性大学（愛称「ぷちプリ」）の卒業式を開きました。この活動は今年で９年目。今年度は受講生９人が参加し、プランター秋野菜寄せ植えやおこしものづくりなど全６回のカリキュラムを学びました。
　今年度最終回となるこの日は、ミモザを使ったスワッグ作りと卒業式を行い、同大学副学長のＪＡ早川信常務が１人１人に記念品を手渡しました。受講生を代表してあいさつした辻奈津美さんは「育児や家事に追われる毎日でしたが、ぷちプリに参加することで自分自身の時間を大切にすることができ、とても有意義な時間を過ごせました」と話していました。早川常務は「ぷちプリへの参加をきっかけにＪＡに興味をもってもらい、地元の農業のことを考え、大切にしてもらいたい」と話していました。今後は、卒業生の中から希望者を募りフレッシュミズサークルとして活動する予定です。
　同大学は、家事や子育てに忙しい日々を送っている女性に「ちょこっとプリンセスな時間を過ごしてもらおう」と２０１２年に発足。保育資格を持つＪＡ女性部員が無料託児サービスをし、仕事や子育てに忙しい方でも参加しやすい環境を心がけています。講座を通して教養を身に着けるとともに、地域農業やＪＡへの理解促進と新たなＪＡファンづくりにつなげています。

写真＝作成したスワッグを手に記念撮影をする同ＪＡ女性大学受講生ら