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就農する小野田さんの門出を祝う/みよし施設園芸支援センター修了式

2022.04.05

 JAあいち豊田は4月5日、みよし市明知町にある「JAあいち豊田みよし施設園芸支援センター」の修了式を開きました。同センターは、施設園芸の研修所としてJAとみよし市が連携し2019年4月に開講。この日は2期生の小野田桜子さん(20)が2年間の研修を終え、修了を迎えました。JA役職員らが式に参加し、就農する小野田さんの門出を祝いました。
 式には、修了生のほかJAの石川尚人代表理事組合長や同市の小山祐市長ら合わせて8人が参加し、石川組合長が小野田さんに修了証書を手渡しました。小野田さんは高校を卒業後、同センターに入講。今後は、同町でブドウ園を営む親元で就農し、栽培を手伝いながらハウスを使ったスナップエンドウの促成栽培などを計画しています。石川組合長は挨拶で「若い農家が増えることは地域やJAにとってうれしいこと。女性ならではの感性と研修で学んだこと生かし、消費者に農産物を届けてほしい」と話していました。小野田さんは「研修を受けるにつれ、就農への気持ちが強くなった。早く1人前になり、この地域の農業を盛り上げていきたい」と抱負を語っりました。
 同センターは、農作物に最適な生育環境を作り出すシステムや袋培地栽培などの最新技術を使い、野菜のハウス栽培が学べる研修所。この地域で就農する農家を育成しています。現在は、3期生1人が研修し、来年4月に修了する予定です。

写真=修了証書を受け取る小野田さん