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新規栽培者に手厚く講習/JAあいち豊田甘長ピーマン部会

2022.04.14

 JAあいち豊田甘長ピーマン部会は4月14日、豊田市松平志賀町にあるJA松平営農センターで苗の配布と新規栽培者向けに定植講習会を開きました。注文があった苗は全部で1287株。自根苗に加え青枯病対策の接ぎ木苗も導入して、部会員が栽培しやすい苗を選ぶことができます。松平地区の部会員に335株、残りは藤岡、小原、旭地域に配布します。定植作業は4月下旬から始まる予定です。
 この日の定植講習会には新規栽培者1人が参加。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の西山彰宏主任専門員が新規栽培者のほ場条件や環境に配慮しながら、苗の管理方法や定植の仕方などを手厚く指導しました。JA営農指導課の河合敦主幹は「今回の講習会を生かし、消費者に手にとってもらえる良いものを作ってほしい」と話していました。
 同部会は36人が所属し、大振りで曲りの少ない「松の舞」を栽培しています。1袋150グラムと軽量で、1袋からJAへの出荷が可能なため、高齢者や女性でも取り組みやすい野菜です。今後は5月下旬に部会員の畑を巡回する指導会、6月上旬には目ぞろえ会を開きます。露地栽培では11月上旬までの約半年間出荷する予定です。

写真=JA職員から苗を受け取る部会員