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スイカ栽培順調/ほ場巡回で温度管理呼びかけ

2022.04.18

 JAあいち豊田猿投西瓜部会は4月18日、今年3回目のスイカのほ場巡回指導会を開きました。JA営農指導員らがスイカ畑をまわり、生育の状況を確認し指導に当たりました。今年は天候の影響が心配されましたが、生育は順調です。
 同部会は市場に出回るスイカが比較的少ない6月初旬の出荷を狙い、ビニールトンネルを使い2月下旬から栽培を始めます。
 この日は、部会員のほ場を8カ所まわり、スイカ苗の葉の状態を見て生育状況の確認とアブラムシなど病害虫の防除対策を指導。4月10日以降の気温が平年より5℃も高い状況が続き、草勢が強くなりすぎていることと、交配時期直前にビニールトンネル内が暑くなり過ぎないように温度管理に気を付けるよう呼びかけました。JA猿投営農センターの青木雄三さんは「交配にいい環境づくりをするためにトンネル内の喚起を特に気を付けてほしい」と話していました。
 同部会は8人の部会員が合わせて約7.2㌶で品種「祭りばやし777」などを栽培。今後は5月末に出荷目ぞろえ会、6月初旬から出荷の予定です。昨年は名古屋市や豊田市の市場へ約252㌧を出荷し、今年は288㌧の出荷を見込んでいます。

写真=JA営農指導員らと今後の栽培方法を話し合う部会員