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味平かぼちゃ生育順調/生産者の全ほ場巡回

2022.05.10

 JAあいち豊田は5月10日、味平かぼちゃの栽培ほ場をJA営農指導員らが巡回し生育状況を確認しました。今年は新たに生産者1人が味平かぼちゃの栽培を始めます。味平かぼちゃは比較的管理が簡単で育てやすいことから初心者でも取り組みやすい。また、JAは新規生産者のほ場巡回に力を入れ、初心者でも安心して栽培を始められる工夫をしています。
 この日は、味平かぼちゃを栽培する農家、全8人のほ場を巡回しました。定植本数や定植日を聞き取り、生育状況と合わせてうどんこ病やアブラムシなどの病害虫の有無を確認。効果のある農薬などをアドバイスしました。豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の森本杏子主任は「生育はおおむね順調。今後の病害虫などに気をつけて、事前の防除を心がけてほしい」と呼びかけました。
 味平かぼちゃは果肉が厚くて甘みが強く、ホクホクした食感が特徴で需要もあり市場評価の高い品種。今年は8人の農家があわせて約36アールで栽培し、5000キログラムの出荷を目標としています。小売店からの要望が高い2~3L(1玉1.7キログラム前後)のカボチャを中心に7月中旬から出荷する予定です。

写真=生育状況を確認する生産者