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梨の品質向上を目指して栽培講習会/みよし市果樹組合共撰梨部

2022.05.18

 JAあいち豊田は5月18日、みよし市三好町にあるグリーンステーション三好で梨の栽培講習会を開きました。みよし市果樹組合共撰梨部の部員9人と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員、JA職員などが参加。今後の栽培の注意点を学びました。
 今年は4月に大雨が降るなど天候不順もありましが、その後暖かい日が続き、花の開花は例年通り。この時期から徐々に芽かきや誘引を行い、果実品質の向上に努めるように説明しました。同農業改良普及課の山本三鶴主任は「状態を見ながら適切な時期に作業できるように心がけ、これから増える病害虫の発生に注意してほしい」と話していました。同部の塚崎美詔部長は「梨は順調に育成しています。盆前出荷を目指して品質の良い梨を作ってほしい」と呼びかけました。
 同部は35人の農家で構成され、716㌃で「愛甘水」「あけみず」「幸水」「豊水」「あきづき」の5つの品種を栽培。昨年は106㌧を出荷し、今年は99㌧の出荷を見込んでいます。同部会の梨は「みよしの梨」として、豊田市や名古屋市の市場へ出荷され、JAでも販売する予定です。

写真=資料をもとに栽培管理を学ぶ部員