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赤とんぼ友の会が田植え体験/農業の大切さを知って

2022.05.21

 豊田市・みよし市・JAあいち豊田で組織された豊田・みよし環境保全型農業推進協議会は5月21日、豊田市花沢町の田んぼで特別栽培米ミネアサヒ「赤とんぼ米」の田植え体験を開きました。JAが進める環境保全型農業を一般消費者に知ってもらうことが目的で、同協議会の取り組みに賛同する「赤とんぼ友の会」会員の10家族32人の親子が参加し、手で1株ずつ丁寧に植えました。
 「赤とんぼ米」は、赤とんぼの生態と環境に配慮して栽培するお米。農薬の使用量は愛知県の慣行基準5割以下、化学肥料の窒素成分量は5割以下に減らし、手間をかけて一般米との差別化を図っています。
 この日は、約1時間かけて親子で田植えを体験しました。参加した子どもは「お米を作るのはこんなに大変だなんて知らなかった。収穫が楽しみです」と話していました。「赤とんぼ友の会」は、今後「生き物観察会」や「稲刈り体験」などの農業体験を通して、農業の大切さを学んでいきます。
 中山間地の農家21人が約14ヘクタールで「赤とんぼ米」を栽培。出荷を始めて7年目の今年は約55.8トンの出荷は予定しています。

写真=田植え体験をする参加者ら