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校内の田んぼで食農教育/豊田市立飯野小学校

2022.05.25

 豊田市立飯野小学校は5月25日、同小学校内の田んぼで田植え体験をしました。総合学習の一環で、農作物を作ることの苦労と食の大切さを学ぶことが目的。地元農家とJAあいち豊田藤岡営農センターが協力して毎年行っています。
 この日は、1週間前に代掻きした田んぼで5年生47人が田植えに挑戦。地元農家でこの取り組みに20年近く携わっている澤田増郎さん、美根子さん夫妻から苗の植え方を教わりました。「ミネアサヒ」の苗を手に持ち、1列に並びながら一つ一つ丁寧に植えました。約1アールの田んぼを泥に足をとられながらも1時間30分かけて植えました。最後は、大きく育つことを願いながら自分の名前を書いた竹の棒を植えた苗の前に立てた。児童は「難しくて農家さんは大変だなと思った。出来上がるのが楽しみ、早く育ってほしい」と話し、楽しく体験した。澤田さんは「楽しんで農業に触れてくれるのが1番嬉しい」と話していた。田んぼは澤田さんやJA職員の指導の下、観察をしながら水の管理や草取りを行います。9月下旬の稲刈り後、10月に籾摺りを体験をする予定です。
 同校では生ごみを堆肥に変えるコンポストを段ボールで作り、その堆肥でヘチマのグリーンカーテン作りをするなど食農教育を行っています。

写真=田植えをする児童ら