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1、2年目中心に手厚くサポート/甘長ピーマンほ場巡回

2022.05.27

 JAあいち豊田甘長ピーマン部会は5月26日と27日、甘長ピーマンのほ場巡回指導会を開き、JA職員と豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員が14カ所のほ場を巡回しました。これは、栽培年数が浅い部会員を対象に毎年この時期に開いているもの。2日間にわたり同市松平・藤岡・小原・旭地区のほ場を巡回し、栽培環境や生育状況などを確認しました。
 ほ場では、JA営農指導員らが定植日や定植本数などを聞き、畝幅や高さなどを計測しながら栽培状況や病害虫の発生状況を確認しました。現状、病害虫の発生はほとんどなく、茎もしっかりしているため生育は順調です。JA営農指導課の河合敦主幹は「今後は、病害虫が増えてくる可能性があります。しっかりと管理をし、順調に出荷できるようにしてほしい」と話していました。
 JA甘長ピーマン部会は36戸の農家が甘長ピーマン「松の舞」を栽培しています。甘長ピーマンは果肉が厚くやわらかで、とうがらし類だが辛みが少ないのが特徴。今後は、6月に出荷目ぞろえ会を予定し、10月中旬ごろまで続く収穫に対応できるよう定期的に栽培指導をしていきます。

写真=熱心に話を聞く部会員ら