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高品質なナスを目指して/ナスほ場巡回

2022.05.30

 JAあいち豊田なす部会は5月30日から、品質が高く消費者に喜ばれるナスの栽培を目指し、ほ場巡回指導会を始めました。JA営農指導員らが同部会員のほ場を巡回し、状況に合わせた栽培を指導します。5月中旬に天候の崩れで花が落ちることもありましたが、その後は回復し生育は順調です。
 6月1日は、JA営農指導員と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員が松平・下山地区の部会員7人のほ場を巡回しました。株全体を見ながら生育状況や今後の管理方法を確認。気温の高い日が続いたことで生育が進みましたが、病害虫が増えているため、個々に適した防除方法を伝えました。同農業改良普及課の森本杏子主任は「出荷に向けて、早めの病害虫防除と適期作業を心がけてほしい」と話していました。6月10日には、目ぞろえ会を開き、6月中旬から出荷が始めます。また、7月以降も地区ごとに現地指導を行うほ場を設定し定期的に巡回することで、長期出荷を目指します。
 同部会は41人が所属し、ナス「筑陽」を栽培する。昨年は148㌧を出荷し、11月まで出荷する予定です。

写真=生育状況について確認する部会員ら