ＪＡあいち豊田助け合いの会「ふれあいの輪」は６月１５日、豊田市竹町にある竹支店隣接の多目的ホールで組合員や利用者のための居場所づくりを目的に「ＪＡふれあいサロン竹」を開きました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から約２年間中止していましたが、感染者が減ってきたことを受け感染対策を行った上で再開しました。
　サロンは、各種年金が支給される偶数月１５日の午前１０時から正午まで開いたいます。家に閉じこもりがちな高齢者や組合員同士の交流にＪＡ施設を活用してもらいたいと始めました。今年初となるこの日は、組合員ら２５人が来場。同会高岡支部の女性会員が主体となって、お茶や菓子などを提供しました。テーブルには、同会員が持ち寄った花を生け、壁に絵を飾ることで人の温かさを感じられる居心地の良い空間を演出しています。出入りは自由で参加は無料。来場者は、久しぶりの再会を喜んで談話したり、折り紙や脳トレクイズなどで楽しい時間を過ごしました。参加者の一人は、「このようなサロンを開いていることを知らなかった。次回も参加したい」と話していました。
　これからも、組合員手作りの手芸用品などを展示して誰でも気軽に立ち寄ってもらえる環境を整えていきます。

写真＝会話を楽しむ参加者ら