ニューストピックス

とても甘いみよしのブドウ/「デラウェア」目ぞろえ会

2022.06.20

 みよし市果樹組合共撰ぶどう部は6月20日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田グリーンステーション三好でビニールハウスで栽培するブドウ「デラウェア」の目ぞろえ会を開きました。今年は4、5月の気温が高くハウス内が乾燥しやすい状況でしたが例年通り順調に生育。糖度が20を超えると上等とされる中、22を超えるものもあり、糖度の高いブドウに仕上がっています。出荷は早ければ22日から始めます。
 この日は同部員をはじめ、JA職員や市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員など合わせて19人が参加しました。同部員が持ち寄ったブドウ「デラウェア」をサンプルに1房ずつ重量や着色、糖度などを確認。実際に食味を確かめながら、消費者に喜ばれる一番良い状態で出荷できるよう出荷開始の時期を話し合いました。同部の岡本清則部長は「今年も立派なものが揃いました。しっかりと出荷規格を守り、消費者に喜んでもらえるよう努めたいです」と話していました。
 同部は12人のうち6人の農家が84㌃の畑でブドウ「デラウェア」をハウスで栽培。昨年は7㌧出荷し、今年は7.6㌧を見込んでいます。6月26日からJAの直売所などで販売し、出荷は7月上旬まで続く予定。その後は露地栽培の「デラウェア」「巨峰」「シャインマスカット」などへと出荷が続きます。

写真=食味などを確かめながら出荷規格を確認する部員ら