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「とよたの桃」今年も上々/市長らを訪ね作柄を報告

2022.06.28

 JAあいち豊田桃部会は6月28日、今年度の桃の仕上がりや情勢を報告するため、同部会の森敏康部会長と加藤吉裕副部会長らが豊田市役所と同JA、愛知県豊田加茂農林水産事務所を表敬訪問しました。
 今年は花が咲く時期に晴れた日が程よく続き、霜も降りなかったため、生育は例年に比べてかなり順調。糖度や着色など品質の良い桃に仕上がっています。
 森部会長は桃の出来や出荷状況を報告し、「今年も丹精込めておいしい桃に育ちました。糖度に自信があるので、ぜひ多くの人に食べてもらいたいです」と話した。この日は豊田市の太田稔彦市長を訪問し桃「日川白鳳」を手渡した後、同JAの石川尚人代表理事組合長、県農林水産事務所の山田敏司事務所長を同様に訪問しました。
 6月中旬から出荷を始めた極早生品種の桃「ちよひめ」は約1400ケース(1ケース5キログラム)を出荷しました。7月上旬から出荷が始まる主力品種「白鳳」は2万5000ケースの出荷を予定しています。
 同部会は48戸の農家が52.4ヘクタールで9品種の桃を栽培。今年は各品種合わせて500トンを、豊田市をはじめ名古屋市や岡崎市などの市場に「とよたの桃」として出荷します。「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月上旬まで出荷作業が続く予定です。

写真=今年度の桃の仕上がりを報告した森敏康部会長(前列右から2番目)