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主力品種の桃「白鳳」目ぞろえ会/とよたの桃ピーク

2022.07.04

 県下有数の桃産地、豊田市猿投地区で桃の出荷がピークを迎えます。JAあいち豊田桃部会は7月4日、主力品種の桃「白鳳」の目ぞろえ会を開きました。今年は小玉傾向だが、糖度など品質は良好。昨年より2日遅い7日から出荷を始めます。
 この日は同部会員をはじめ、市場関係者や同JA職員などが参加。市場関係者が他産地の果物出荷状況を説明した後、部会員が持ち込んだ桃「白鳳」をサンプルに形状や熟度などの出荷規格を確認しました。
 同選果場に集められた「白鳳」は、傷の有無などを人の手で直接確認した後、光センサーを使い糖度などを調べ、サイズごとに箱詰めします。今年は昨年より4000ケース増の25000ケース(約5キログラム入り)を出荷する予定です。同部会の森敏康部会長は「これからの台風時期にしっかりと備えて、消費者に喜んでもらえるように目をそろえて出荷してほしいです」と部会員に呼びかけました。
 同部会は48戸の農家が52.4ヘクタールで9品種の桃を栽培。名古屋市・豊田市・岡崎市・静岡県浜松市などの市場に出荷します。「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月中旬までに500トンの出荷を目指しています。

写真=出荷規格を確認する部会員