ＪＡあいち豊田は７月６日、豊田市西町にある同ＪＡ本店で同ＪＡ店舗でも人気のスイートコーンの出荷目揃え会を開き、生産者や同ＪＡ職員あわせて１４人が参加しました。今年のスイートコーンはしっかりとした防除のおかげで、病気や害虫による被害も少なく、品質の良い出来となりました。同ＪＡの中山間地から平坦地までの多様な地形と段階的なは種で、長期間の出荷が可能。出荷は１０月下旬ごろまで続く予定です。
　この日は、生産者が持ち寄ったサンプルを使って、収穫の注意点や出荷規格を確認しました。スイートコーンは旬が短く適期を逃すとしなびを生じて粒がへこんだりするため、収穫時期を見極めるのが大事な作物。同ＪＡ営農指導課の前田有美さんは「鮮度を落とさないために、出荷当日の早朝に収穫できるようにしてほしいです」と話しました。
　スイートコーンは、小さな面積でも栽培ができ初期投資が比較的少ないです。また、水田から転作が可能で連作障害も少ないことから、毎年秋に、次年作に向けた栽培者を募集しています。今年は１５人が同ＪＡ管内で「ゴールドラッシュ」と「おひさまコーン」を栽培しています。同ＪＡの産直プラザやグリーンセンター、Ａコープなどで販売する予定です。

写真＝スイートコーンの出荷規格を確認する生産者ら