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デラウェア収穫始まる/甘みあり品質の良い仕上がり

2022.07.13

 JAあいち豊田ぶどう部会高岡ぶどう部会は、7月13日から露地栽培のブドウ「デラウェア」の収穫を始めました。今年は、梅雨時期が短く房が小さい傾向にありますがその分甘さものりやすく、その後の高温で着色も良好です。同月7日に行われた目ぞろえ会では、糖度が20度を超えるものもあり、品質の良いブドウに仕上がっています。
 この日は、豊田市堤本町にある酒井隆充さんの畑で収穫を始めました。一房ずつ丁寧に収穫されたブドウは、選別後1箱約2キログラムの箱に詰めて同JA前林農産物集出荷場に持ち込まれます。翌14日には市場に出荷します。酒井さんは、「丹精込めて育てました。おいしいブドウを食べてもらいたいです」と話しました。デラウェアは、ほどよい甘さと上品な香りが特徴で、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に好まれています。
 同高岡ぶどう部会は、11戸の農家が105アールの畑でブドウを育てています。昨年は「デラウェア」約3.2トンと「巨峰」約1.7トンを出荷し、豊田市場通して市内スーパーに並びます。今年も同量の出荷量を目指しています。

写真=ブドウ「デラウェア」を丁寧に収穫する酒井さん