ニューストピックス

味も見た目も高品質/白鳳品評会で加藤明彦さんが金賞受賞

2022.07.14

 豊田市農産物ブランド化推進協議会は7月14日、豊田市山之手にあるトヨタ生活協同組合メグリア本店で豊田市農林畜産物品評会「ももの部」を開きました。JAあいち豊田桃部会が、出荷のピークを迎える主力の桃「白鳳」を3玉(1玉330グラム~360グラム)1点とし、全19点を出品。糖度が14度を超える桃など、外観・内容とも良い桃が出そろいました。厳正な審査の結果、同市舞木町の加藤明彦さんが金賞に輝きました。
 同品評会は生産者の生産技術や品質の向上を目的に開催。一般消費者が多く訪れる同店で行うことで、地元農産物を知ってもらうきっかけを作ります。また、同品評会会場の隣にはとよたの桃を販売するコーナーが大きく設けられ、今回賞を受賞した桃を展示し、とよたの桃の品質を来店者にPRします。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員や市場関係者、トヨタ生活協同組合理事長の4人が、外観や糖度、食味など全6項目を各10点満点で審査しました。結果、銀賞には同市舞木町の森誠之さんが、銅賞には同市舞木町の大岩孝弘さんが、理事長賞は同市乙部町の川上浩司さんがそれぞれ輝きました。同農業改良普及課の山本三鶴主任は「見た目も良く糖度ものった桃が多く揃いました。美味しいとよたの桃を多くの人に食べてほしいです」と話しました。
 同部会は48戸の農家が約52.4ヘクタールで9品種の桃を栽培。名古屋市・豊田市・岡崎市・静岡県浜松市などの市場に今年は各品種合わせて500トンを出荷する予定です。

写真=厳正に審査する審査員ら