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毎月のほ場巡回で高品質なナスを栽培

2022.07.14

 JAあいち豊田なす部会は5月下旬から、品質が高く消費者に喜ばれるナス栽培を目指し、毎月ほ場巡回指導会を行っています。JA営農指導員らが部会員の生産する9地域のほ場を巡回し、10月下旬まで各地区の状況に合わせた栽培を指導しています。
 7月14日は、JA指導員と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員が藤岡地区と猿投地区のほ場を巡回。同市御作町の5アールでナス「筑陽」を育てる尾家広樹さんのほ場では、枝や葉を見ながら生育具合を確認し、病害虫の防除方法など今後の栽培を指導しました。今年は、5月の気温がやや低かったため生育に遅れが見られましたが、その後気温が高かった日もあり、現在は順調に生育しています。同農業改良普及課の森本杏子主任は「これから気温が高い日が続くことで、病害虫の発生が心配されます。雨の合間を見てしっかりと防除してほしいです」と呼びかけました。
 同部会は48人が2.68ヘクタールで、ナス「筑陽」を栽培。6月中旬から管内の地域ごとに出荷が始まり、約5ヵ月にわたる長期間で140トンの出荷を予定しています。

写真=葉の状況など生育を確認する同農業改良普及課職員ら