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米の品質守るため管内各地で指導/水稲青空教室

2022.07.19

 JAあいち豊田では、6月3日から7月21日まで、管内の各地域64会場で「水稲青空教室」を開きました。JA管内には、平坦地から中山間地に至るまでさまざまな条件の水田があります。そのため、現地で細やかな情報が伝えられるよう地域や米の品種を分けて開きます。
 7月19日は、豊田市高岡町の高岡営農センターで米「大地の風」の同教室を開き、生産者や同JA職員ら合わせて11人が参加しました。JA営農指導員は、気象概要や今後の管理、病害虫対策や中干し後の水管理を説明し、特に「今年はカメムシが過去10年で2番目に多い状況で、被害が懸念されます。適宜薬剤で防除し、米の品質向上に努めてほしいです」と呼び掛けました。説明後には生産者から多くの質問が出され、JA職員は畦畔除草のタイミングや使用する薬剤の種類など丁寧に回答をしました。
 同JAは、同教室を毎年この時期に行っています。品質の高い米づくりをサポートできるよう水稲の土壌診断費用を全額負担し、土づくりの大切さを農家に伝えています。

写真=ほ場の様子を見ながら今後の管理について学ぶ生産者ら