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「とよたの梨」今年の出来も上々/豊田市長へ表敬訪問

2022.07.28

 JAあいち豊田梨部会は7月28日、今年度の梨の仕上がりや情勢を報告するため、同部会の梅村和也部会長と梅村長史副部会長らが豊田市役所と同JA、愛知県豊田加茂農林水産事務所を表敬訪問しました。今年の梨は、病気も少なく適度に雨も降り生育は順調。高糖度かつ玉伸びも進み、出荷量は期待できます。
 この日は豊田市役所を訪問し太田稔彦市長に梅村部会長が梨「幸水」を手渡しました。梨の出来や出荷状況を報告し、「手塩にかけて育ておいしい梨に仕上がりました。ぜひ多くの人に食べてもらいたいです」と話しました。太田市長は「JAと協力してブランド化を進め、とよたの梨を全国区へ広めたいです」と話しました。その後、同JAの石川尚人代表理事組合長、県農林水産事務所の三輪政男事務所次長を同様に訪問しました。
 同部会は43戸の農家が26.8ヘクタールで梨を栽培。今年は450トンを、豊田市をはじめ名古屋市や岡崎市、浜松市などの市場に「とよたの梨」として出荷する予定です。今後は8月上旬の主力品種の「幸水」や9月の「あきづき」、11月のジャンボ梨「愛宕」など8品種を栽培し、12月上旬まで出荷が続く予定です。

写真=今年度の梨の作柄を報告する梅村部会長ら(右から4番目)