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生育は順調/ジネンジョほ場巡回

2022.08.04

 JAあいち豊田稲武自然薯部会は8月4日、ジネンジョの生育状況などを確認するほ場巡回を開きました。今年は短い梅雨の後、高温となり天候が安定せず生育が心配されましたが、部会員の防除で、被害もなく順調に生育しています。
 この日は、共同ほ場など4カ所を回り、病害虫の有無やツルや葉などの生育状況を確認しました。同部会は可能な限り部会員全員でほ場を回り、情報や意見を出し合い部会全体の品質向上に努めます。同農業改良普及課の西山彰宏主任専門員は「今後の高温で雨が少なくなると、害虫の発生が心配されるため、ほ場の様子を確認して適宜防除に努めてほしいです」と話しました。今後は11月中旬に目ぞろえ会を開き12月から出荷を始めます。
 同部会は11人の部会員が20アールのほ場でジネンジョ「夢とろろ」を栽培し、共選で500キロの出荷を見込んでいます。冬のお歳暮など、贈答品として人気が高く、同JA広報誌や地域の回覧板、リピーターによる口コミ効果で毎年多くの注文を受けています。12月上旬には、地元の道の駅「どんぐりの里いなぶ」でジネンジョの直売も予定しています。
 同JA管内には藤岡、小原、旭、稲武、下山の5地区にジネンジョを生産する組合員組織があり、合わせて64人がジネンジョを栽培しています。

写真=意見を交換しながらほ場を巡回する部会員ら