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酷暑の中順調に生育/イチジク目ぞろえ会

2022.08.05

 JAあいち豊田いちじく部会は8月5日、豊田市西町にある同JA本店ふれあいホールでイチジクの目ぞろえ会を開き、出荷基準の統一を図りました。今年は梅雨明けが早く、高温が続いたことで生育の影響が心配されましたが順調です。早ければ7日から市場で販売を予定しています。
 この日は、同部会員の他、JAあいち経済連や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、同JA職員などが参加。新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮し、2回に分けて開催し合わせて42人が参加しました。市場関係者から果樹全体を含めた市場情勢や出荷基準などの説明を受けた後、部会員が持ち寄ったイチジクをサンプルに色や傷・割れなどの出荷基準を細かく確認しました。同事務所農業改良普及課の原良将主任は「今年はハダニの発生が多い。増やさないために発生初期に徹底的に防除してほしいです」と呼びかけました。今後は同月6日から出荷を始め、西三河共計として共同出荷され、「西三河のいちじく」として小売店に並びます。
 同部会は45人が所属し、合わせて6.3ヘクタールで品種「桝井ドーフィン」「サマーレッド」を露地栽培しています。昨年は66トンを出荷し、今年は約71トンの出荷を見込んでいます。

写真=出荷基準を確認する部会員ら