みよし市果樹組合は８月１６日、同市三好町にあるＪＡあいち豊田グリーンステーション三好で第２４回みよし市果実（ブドウ）展示品評会を開きました。今年からバラエティ豊かな品種のブドウ１６点（３房１組）が出品され、最優秀賞にあたる愛知県知事賞は同市明知町の深谷善治さん（シャインマスカット）が受賞しました。

　同市は果樹栽培が盛んな地域。毎年、主要果樹のブドウ・梨・柿から順番に１品目を選び、栽培技術の改善と品質の向上を目的に同組合が品評会を開いています。

　審査は、愛知県豊田加茂農林水産事務所やみよし市役所、ＪＡ職員など１６人が担当しました。玉ぞろいや形状・色択などの「外観」、食味や果肉の状態などの「内容」、糖度計で測定した「糖度」の３項目を審査。同ＪＡ管内が名古屋グランパスエイトのホームタウンであることから、グランパス賞を含む入賞９点を選びました。審査の結果、２位にあたるみよし市長賞は同市福谷町の岩田芳信さん（シャインマスカット）が、３位にあたるあいち豊田農業協同組合長賞は同市打越町の山本哲之さん（ＢＫシードレス）が、グランパス賞には同市明知町の木村海良さん（シャインマスカット）が受賞しました。審査員の同ＪＡ営農生活部浦野淳一次長は「糖度も高く、玉ぞろい、形状、食味ともに大変良好。これは生産者のご苦労の賜物と思います」と話しました。

写真＝出品されたブドウを確認する審査員ら