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イチゴの生育順調/巡回指導でこまめに確認

2022.08.22

 JAあいち豊田いちご部会は8月22日、部会員のほ場で現地指導会を開きました。これは毎月1回実施する部会員ハウスの巡回で、JA営農指導員らがイチゴ苗の生育状況や病害虫の発生状況などを確認します。今年は7月以降日照不足や大雨が続くなど天候の影響が心配されましたが、苗はおおむね順調に生育しています。
 この日は、部会員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA営農指導員らが部会員の栽培ハウス7カ所を巡回。苗の栄養分が足りているかを専用のキットで確認し、肥料の量を調整するよう指導しました。また、根の巻き具合や病害虫の有無など生育状況を確認しました。同農業改良普及課の鈴木暁生主任専門員は、「炭疽病の予防で摘葉をして、風通しを良くしてほしいです。摘葉をするときは親株と子苗のへその緒となるストローを誤って切らないよう注意してほしいです」と話し、部会員に摘葉のやり方を指導しました。同様の巡回を24日にも実施します。
 同部会は、16戸の農家が約240アールで「紅ほっぺ」「章姫」「ゆめのか」「とちおとめ」を栽培。今年度は、約80トンを「とよたのいちご」として出荷する予定です。

写真=イチゴ苗の生育状況を確認する部会員ら