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人気の七草を今年も/JAあいち豊田セリ・七草部会

2022.08.26

 JAあいち豊田セリ・七草部会は8月26日、豊田市松平志賀町にあるJA松平営農センターで春の七草の栽培研修会を開きました。来年正月の出荷に向け、9月から順次始まるは種と土づくりや今後の管理などを学びました。
 この日は、部会員とJA営農職員、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員ら8人が参加。毎年、品質の高い七草を栽培するために行っている土壌診断の結果や、今年から変更する肥料の説明、今年度の出荷予定量などを話し合いました。農業改良普及課の鈴木暁生主任専門員は「土壌改良と施肥の違いを理解し、同じ時期に行わないように気を付けてほしい」と話していました。次回は10月に栽培状況の確認を予定しています。
 1年間の無病息災を祈って正月7日に食べる「春の七草」は同市松平地域の特産品。同部会5戸の農家が合わせて約1ヘクタールで栽培しています。ボリュームがあり「セリ」「ナズナ」「オギョウ」「ハコベラ」「ホトケノザ」「スズナ」「スズシロ」の7品目のバランスが良いと消費者からの人気が高く、来年正月に22000パックの出荷を予定しています。

写真=資料をもとに栽培管理について学ぶ部会員ら