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地産地食冒険隊が「とよたの梨」を学ぶ

2022.08.29

 JAあいち豊田の石川尚人組合長が会長を務める豊田市農産物ブランド化推進協議会は8月29日、地元農産物への理解を深めてもらおうと、「地産地食冒険隊~とよたの梨編」を開きました。2年目の今年は、公募で募集した小学4年から6年の親子4組が参加し、豊田市の特産品「とよたの梨」が梨畑からスーパーに出荷されるまでを学びました。
 この日は、早朝から豊田市公設地方卸売市場のセリの様子などを見学した後、JA梨部会に所属する農家のほ場で現在出荷している梨「豊水」の収穫とコンテナ詰めを体験しました。その後は、JA選果場を見学し、同市産の梨を使ったジェラートを味わいました。参加した子どもは「大好きな梨がどのようにお店まで届くのかが分かりました。農家さんの畑で梨をもぎ取ることができて楽しかったです」と話していました。
 同市は県下有数の梨の産地。同部会は7月下旬から11月にかけて8品種を「とよたの梨」として出荷し、地域内外多くの消費者に人気を得ています。同協議会は、行政やJA、同市商工会議所など各種団体で構成され、同市産農林水産物の消費拡大と地産地食を図り、同市の農林水産業振興を目的にさまざまなイベントや活動を実施しています。同イベントは来年も続けたい考えです。

写真=梨をもぎ取り体験する参加者