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ベテランが栽培技術伝える/JAあいち豊田サニーレタス部会

2022.09.09

 JAあいち豊田サニーレタス部会は9月9日、豊田市本新町にある同JA豊田営農センターで、新規部会員に向けたベテラン部会員によるは種作業の講習会を開きました。今年加わった新規部会員3組の他、ベテラン部会員2人、JA職員の9人が参加しました。
 この日は、加藤政幸さんがサニーレタス「レッドウェーブ」のは種や水やりの仕方を実践しながら説明しました。新規部会員も一人ずつは種のやり方を実践し、アドバイスを受けました。あわせて、あると便利な道具やその代用品、収穫後の効率的な作業など、ベテラン部会員ならではの説明がありました。加藤さんは「は種後の水やりは乾燥させないよう観察しながら行ってほしいです」と話しました。
 サニーレタスは軽量で栽培期間が短いため、比較的病害虫の被害が少なく、定植後の管理がしやすいです。そのため、新規栽培に取り組みやすく、米の早生品種の後作としても栽培できるため、農家所得の向上が見込めます。
 同部会は13人が所属し、サニーレタス「レッドウェーブ」や「晩抽サーフレッド」を栽培。11月から1月下旬にかけて市場を通じてスーパーを中心に出荷しています。昨年は2884キログラムを出荷しました。

写真=熱心に話を聞く部会員