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梨とイチジクの品評会開く/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2022.09.13

 JAあいち豊田と豊田市などで組織する豊田市農産物ブランド化推進協議会は9月13日、同市広路町にあるイオンスタイル豊田で豊田市農林畜産物品評会「なしの部」と「いちじくの部」を開きました。なしの部にはJA梨部会が出荷ピークの梨「あきづき」を全12点出品し、同市乙部町の梅村和也さんが金賞に輝きました。また、いちじくの部にはJAいちじく部会がイチジク「桝井ドーフィン」を全27点出品し、同市和会町の鶴田猛士さんが金賞に輝きました。
 この品評会は生産者がお互いに競いながら品質・生産向上を目指し、より良いものを消費者に提供するとともに地元農産物のPRと消費拡大を目的に開いています。両品評会とも愛知県豊田加茂農林水産事務所の職員や市場関係者など合わせて4人が審査員を務め、上位3点と同店店長が店長賞を選出しました。審査の結果、なしの部では銀賞に同市乙部町の那須一徳さんが、銅賞に同市亀首町の梅村長史さんが、店長賞に同市乙部町の川上義喜さんがそれぞれ輝きました。いちじくの部では銀賞に同市和会町の岩崎澄雄さんが、銅賞に岡崎市細川町の下西理恵子さんが、店長賞に豊田市鴛鴨町の小嶋敬二さんがそれぞれ輝きました。審査員を務めた同農業改良普及課の原良将主任は「今年の夏は猛暑となりましたが、生産者の努力で糖度が高く品質の良い果物が多数出品されました」と話していました。

写真=梨「あきづき」を丁寧に審査する審査員ら