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これまでに500組を供養/布団供養祭

2022.09.14

 JAあいち豊田の子会社で葬祭事業を行う株式会社JAあいち豊田サービスは9月14日、豊田市上郷町のやすらぎホール上郷で布団供養祭を行いました。今年で5年目を迎え、これまでに500組を超える布団を供養しました。
 これは、処分に困った故人の布団を供養しようと始めたもので、この日は同市広美町にある真宗大谷派の聞名寺の住職がお経を唱え、同社役員や社員らが焼香して丁寧に供養しました。この日は供養を依頼した近隣の利用者も訪れ、故人の布団を探して惜しむ姿も見受けられました。同社で葬儀を行った組合員を対象として、4月から8月末までに集まった40件70組の布団が祭壇の周りを埋め尽くしました。年に2回行い、依頼があれば自宅まで布団を取りに行くサービスもしています。
 同社の杉本泰章常務取締役は、「これからも地域に必要とされる活動に取り組んでいきたいです」と話していました。
 このほか、同社は同JA管内で採れた農作物の加工品で作った地産地消のふるさと特産加工品篭盛を供えたり、地元間伐材を使った棺を取り扱うなど、SDGsの環境保全にも積極的に取り組んでいます。

写真=故人をしのび丁寧に焼香する同社員