豊田市内の和洋菓子店経営者で構成する豊田プレミアムスイーツクラブは９月１９日、同市小坂本町にある豊田産業文化センターで第８回とよた絶品スイーツフェアを開きました。ＪＡあいち豊田もイベントに参加し、桃シャーベットのふるまいと梨を販売しました。

　このイベントは、同市農産物を使った彩り豊かなスイーツを提供することで、若者世代や子育て世代へ地産地食の推進や、旬のブランド農産物をＰＲしようと毎年開いているもの。同ＪＡや行政などの農業関係者で構成する豊田市農産物ブランド化推進協議会も共催しています。
　フェアは、前売りチケットを購入し、ずらりと並べられたスイーツの中から５種類を選んで持ち帰ります。４回に分けて１回５０人の入れ替え制で開催しました。また、同ＪＡ桃部会が栽培した桃を使ったソフトクリームの試食や、同ＪＡ梨部会の梨の直売も人気を集め、約１００キログラム用意した梨は全て完売しました。参加者の１人は、「毎年、お得なフェアを楽しみにしています。これからも地元の果物を使ったスイーツを楽しみたいです」と話しました。
　ほかにも、和菓子職人の熟練の技を見ながら、子供たちが手作り和菓子体験をしたり、同市吉原町にある高香園のお茶の提供、販売などで参加者は地元農産物とスイーツを楽しみました。

写真＝地元豊田市産の梨を購入する参加者