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みよし市と警察が協力して災害に備える株式会社/JAあいち豊田サービス

2022.09.20

 JAあいち豊田の子会社で葬祭業等を行う株式会社JAあいち豊田サービスは9月20日、みよし市三好町にあるやすらぎホール三好でみよし市役所と愛知県豊田警察署の三者で災害が起きた時に同施設を貸し出し、想定される内容の確認作業を行いました。
 これは、2021年10月に同社と同市が結んだ「災害時における棺等葬祭用品の供給等に関する協定」に基づき、実際に災害が起きた際の流れを確認するために行われたもの。遺体安置所や検死所などの部屋の確保や出入口の確認、連絡先の確認など、同警察署の指導のもと同施設を周りながら一つひとつ確認し、同施設では難しい水や電気などライフラインの供給を同市から十分に受けられるよう、後日検討することとなりました。そのうえで、災害発生時を想定して関連するすべての部署と合同訓練を行う予定です。同警察署員は「遺体安置所として同施設を拠点とし活用できるように、しっかり整備していきたいです」と話しました。
 同JAは大規模災害発生時に備え、2002年9月に「災害救助物資の緊急調達に関する協定」並びに「災害救助活動のための施設の利用に関する協定」を、2018年9月に「災害時等における施設利用等に関する協定」を結んでいます。同JA及び同社は今後も、行政や関係団体と連携し、地域に貢献していきます。

写真=協議する同社の岡田参与(写真右)