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食感が良く甘みの強い柿/「太秋」出荷まもなく

2022.09.27

 JAあいち豊田柿部会は9月27日、豊田市四郷町にあるJA選果場で柿「太秋」の目ぞろえ会を開きました。「太秋」は歯ごたえのあるサクサクとした食感で、糖度の高いことが特徴。今年は春先の天候不良で生育が心配されたが、色つやの良い柿に仕上がっています。10月3日から出荷を始め、今年は1、5トンの出荷を予定しています。
 この日は、部会員や市場関係者、JA職員など14人が参加。部会員が持ち寄った柿「太秋」をサンプルに、色や形、糖度などの出荷規格を統一しました。食味では、食感が良く、糖度がしっかりある太秋の特徴がでているか食味も確認しました。同部会の林康兵部会長は「収穫時期を見定めて、安定した出荷をしてほしい」と部会員に呼びかけました。
 今年は7人の農家が、324.5アールで柿「太秋」「富有」「次郎」「富士柿」を栽培。昨年は合わせて6.6トンを出荷し、今年はそれを上回る出荷量を目指しています。品種を変えながら12月上旬まで出荷が続く予定です。また、同部会では規格外品を加工用で買い取り「柿ようかん」などにして販売。農家所得向上にも力を入れています。

写真=出荷規格を確認する部会員ら