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食育ボランティアと消費者が交流/五平餅づくりとお米の食べ比べ

2022.10.05

 愛知県豊田加茂農林水産事務所は10月5日、JAあいち豊田管内の豊田市足助町にある三州足助屋敷で食育推進ボランティア研修交流会を開きました。これは、同市で地域の健康づくりを支援するボランティア、ヘルスサポートリーダーの研修と消費者の交流を目的に毎年同事務所が行っているもので、今年で7年目。今回は、地域の郷土料理「五平餅」づくりと米をテーマに、ヘルスサポートリーダーと消費者、合わせて7人が参加した。
 この日は、三州足助屋敷と足助糧穀株式会社から講師を招き「中山間地域のお米づくり」と「お米屋さんの精米」を学び、講義の後に新米の食べ比べと豊田市の郷土料理、五平餅づくりの実習を行いました。参加者は、メモを取りながら講義を聴いたり、講師がつくる五平餅のたれの付け方や焼き方をスマートフォンで録画したりしながら学びました。参加したヘルスサポートリーダーの1人は「研修で食育を学ぶのも目的ですが、おいしいものを食べたいからというのも参加した理由のひとつですよ」と笑顔で話していました。 
 同事務所は、今後も食育活動の一環として地元農産物を使った同研修交流会の規模を広げていく予定です。

写真=五平餅づくりを学ぶ参加者ら