ニューストピックス

品質は良し ハクサイほ場巡回 JAあいち豊田猿投白菜部会

2022.10.17

 JAあいち豊田猿投白菜部会は10月17日、部会員の畑を巡回し、生育状況を確認しました。今年は、9月に発生した台風による大雨などの影響により、昨年に比べやや生育が遅れていますが、初出荷は例年並みの11月初旬になりそうです。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員とJA営農指導員ら合わせて3人と同部会員が参加。今年作付けを行った部会員の畑11カ所を周り、現状把握と収穫時期の見通しなどを話し合いました。生育状況は、畑により多少ばらつきがありますが、9月の大雨によって肥料が流されたり、天候不順による日照不足などもあり、やや遅れている状況です。同普及課の鈴木暁生主任専門員は「病害虫は発生していないので引き続き防除を徹底し、肥料切れが心配されるほ場では、追肥も行っていただきたい」と呼びかけました。また、同JAの青木雄三主幹は「今後、気温が下がることにより結球が進み、例年並みの出荷時期となる見込みです。出荷に向けて品質維持に努めて下さい」と話しました。
 同部会は、13戸の農家で構成し、今年は11戸の農家が合わせて約794㌃で「黄ごころ」「きらぼし」などの黄芯系品種を中心に栽培しています。厳選された品質の良いハクサイとして市場の評価も高く、今年は、約650㌧の出荷量を見込んでいます。

写真=ハクサイ畑の状態を確認する部会員ら