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米「にじのきらめき」販売開始 JAらが豊田市長に報告

2022.10.19

 JAあいち豊田とトヨタ生活協同組合は10月19日、豊田市西町にある豊田市役所で、米の新品種「にじのきらめき」の今年の販売開始を太田稔彦市長に報告しました。これは、JAと生協が米の地産地食を目的に展開する「食べまい豊田のお米プロジェクト」での販売開始を報告したもので、JAの産直プラザ、グリーンセンターとトヨタ生協の各店舗で19日より販売が始まります。
 この日は、JAの石川尚人代表理事組合長、トヨタ生協の加藤昭夫理事長のほかJAのマスコットキャラクター「こめったくん」など合わせて11人が同市役所を訪問し、太田市長に同プロジェクトのこれまでの成果や今後について報告しました。JAの石川組合長から米「にじのきらめき」の食味などを詳しく説明した後、試食も行われました。石川組合長は「試験栽培を重ね、コシヒカリと同等の食味に仕上がっています。多くの方に味わってもらいたい」とPRしました。また、太田市長は「食感がよく大変おいしいです。市が推進する地産地食につながる米として生産と販売に尽力していただきたい」と感想を話しました。
 米「にじのきらめき」は、高温耐性と耐倒伏性に優れた多収品種で、食味はコシヒカリと同等と評価が高いです。炊き上がりが艶やかであることから「にじのきらめき」と命名されました。同JAでは令和2年から試験栽培を始め、2021年産の26.5㌧は発売から3カ月で売り切れとなり、消費者から再販を望む声が多く寄せられました。今年は、栽培面積を昨年より7㌶拡大し、11㌶で収穫しました。今後、栽培面積をさらに広げていく予定です。

 

 

写真=にじのきらめきをPRする(左から)石川組合長、こめったくん、太田市長、加藤理事長