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五穀豊穣を願い大しめ縄作り/熱田神宮豊年講あいち豊田支部

2022.10.25

 熱田神宮豊年講あいち豊田支部は10月25日、豊田市前林町のJAあいち豊田前林農産物集出荷場で熱田神宮へ奉納する大しめ縄作りを行いました。豊年講の講員ら15人が参加し、約4時間かけて長さ4メートルを超える大しめ縄を作り上げました。
 これは、同支部が設立された1990年から続く恒例行事です。毎年この時期に講員らが集まり大しめ縄を作っています。材料となるワラは、講員の細野義彦さんが提供。8月上旬に刈り取りした稲を陰干しして、この日に備えました。講員らはそれぞれ役割を分担し作業をしました。木槌で柔らかくしたワラを編み込んだり、形を整えたりと、力を合わせて作り上げました。講員の1人は「五穀豊穣を願って、今年も良いしめ縄が出来上がった。熱田さんへ奉納する日が待ち遠しい」と話していました。大しめ縄は12月下旬に熱田神宮に奉納する予定です。
 同支部は263人の講員が所属。大しめ縄奉納や鏡餅の奉納、農林畜産物品評会への出品などさまざまな活動を行っています。

 

写真=大しめ縄を作る豊年講の講員ら