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高品質なシイタケが勢ぞろい/前田雅子さんが金賞受賞/シイタケの品評会/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2022.11.04

  豊田市農産物ブランド化推進協議会は11月4日、豊田市松平志賀町にあるJAあいち豊田グリーンセンター松平店で出荷最盛期を迎えるシイタケの品評会を開きました。JA松平しいたけ部会が、シイタケ1パック(140~160グラム)を全6点出品。どれも肉厚で形のよいシイタケが並びました。厳正な審査の結果、同市西岡町の前田雅子さんが金賞を受賞しました。
 同品評会は、シイタケ生産農家の栽培技術向上を目指し、より良いものを消費者に提供するとともに地元農産物のPRと消費拡大を目的に開いているものです。
 この日は、市場関係者と愛知県豊田加茂農林水産事務所林務課職員の2人が、重さや厚み、大きさなど外観を中心に審査し、上位2点を選びました。結果、銀賞は同市坂上町の杉山秀夫さんが受賞しました。同林務課の職員は栽培状況について、「今年の夏は高温が続き、ハウス内の温度管理に生産者は苦労された」と話し、出品されたシイタケは「どれも大きさや形のよい高品質な品ばかりで甲乙つけがたかった」と話していました。品評会に出品されたシイタケは、同市でデイサービスなどを行う社会福祉法人オンリーワンに寄付されました。
 松平しいたけ部会は、7人の農家が同市松平地域を中心にシイタケを菌床で栽培しています。松平地域は、県内有数の産地です。昨年は35.1万パックを県内のスーパーなどに出荷しました。

 

写真=出品されたシイタケの品質を確認する審査員