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ジネンジョ初出荷 高品質 JAあいち豊田旭自然薯組合

2022.11.10

 JAあいち豊田旭自然薯組合は11月10日、豊田市旭地区で栽培するジネンジョの出荷を始めました。今年は、7月の戻り梅雨などの影響で生育が心配されましたが、8月以降の気候がジネンジョの生長に必要な条件がそろい、高品質なジネンジョとなりました。
 初出荷となるこの日は、同組合員が収穫したジネンジョ320キログラムを同市小渡町にあるJA旭営農センターに出荷しました。同日から同センターで販売を始めます。同組合が栽培するジネンジョ「夢とろろ」は、愛知県農業総合試験場山間農業研究所が育成した品種で、天然と変わらない強い粘りと食味が良いのが特徴です。パイプ栽培でまっすぐ伸びたきれいなジネンジョは、消費者から好評を得ています。
 同組合の堀正利組合長は、「手に取ってくれた人に喜んでもらえるよう、これからも高品質なジネンジョを出荷していきたい」と話していました。
 同組合は30戸の農家が所属し、あわせて160アールのほ場でジネンジョ「夢とろろ」を栽培。昨年は2.6トンを出荷し、今年は3トンの出荷を予定しています。同組合のジネンジョは、同営農センターでの販売が中心で、お歳暮などの贈答や地元飲食店で使われています。

 

写真=ジネンジョ「夢とろろ」を出荷する組合員