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農業用使用済みプラスチック類を回収 環境への配慮を後押し

2022.11.11

 JAあいち豊田営農生活部は11月11日、豊田市大沼町のJA下山営農センターで、組合員が使用して不要になった農業用プラスチック、塩化ビニールなどの回収を行いました。
 これは、組合員の営農活動をサポートし、地域環境に配慮した農業の実践を目指して毎年実施しているものです。農業資材は、ビニールやプラスチックでできたものが多く、使用後は産業廃棄物となり処分に困るため、JAが組合員に呼びかけリサイクルや適正処理に努めています。今年度は10月15日から11月19日にかけて有償でJA営農センターなどを回収場所として順次実施しています。
 この日は、JA下山営農センターと松平営農センター管内の農家を対象に回収を実施。事前に回収を申し込んだ組合員18人が合わせて約847キログラムの使用済農業用ビニールなどを下山営農センターに持ち込みました。訪れた組合員は「毎年ビニールや鉢を持ち込んでいる。量が多いから非常に助かる」と話していました。持ち込まれた資材は、リサイクル業者などで洗浄処理を行い、工業製品などに再加工される予定です。
 同JAでは、環境保全型農業への取り組みとして毎年同様の回収を続けています。また、12月には不要農薬の回収を行う予定です。

 

写真=農業用ビニールなどを回収するJA職員