JAあいち豊田が主催し、豊田市・みよし市などが後援する「わたしの好きな農作物」図画コンクールの入賞作品29点が、豊田市西町にあるJAあいち豊田本店エントランスに展示され、色鮮やかで生き生きとした作品が来店者の目を楽しませています。これはJAが取り組む食農教育の一環として、次世代を担う児童・生徒らに農業への関心と理解を深めてもらうことを目的に毎年行っているものです。今年で21回目を迎えます。
毎年夏休み期間に呼びかけ、図画作品を募集。今年は管内(豊田市・みよし市)の小中学校97校から4,886点の応募がありました。9月には豊田市小坂本町にある豊田市美術館の高橋秀治館長と学芸員が子どもらの学年による描画力を考慮しながら審査。愛知県知事賞をはじめとする入賞作品29点を決定しました。展示作品を見た来店者の1人は小中学生の描絵力の上手さに驚きを見せながら「一つひとつ描く視点が違って面白い。どの作品もすばらしい」と話していました。事務局を務めた同JA総務部広報課の加納恵幸課長は「作品づくりを通じて、地域の農業や農産物に関心を持つきっかけになるよう今後もコンクールを続けていきたい」と話しています。
展示期間は12月1日から翌年1月6日まで。また、選出された29点の作品は、同JAが製作した2023年のJAカレンダーに掲載され、JA組合員や利用者に配布しています。カレンダーは、子どもらが描いた農作物や農業風景で季節感のある仕上がりになっています。
写真=展示作品を楽しむ来店者