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新規栽培者へ手厚くフォロー ナス新人ほ場巡回

2022.12.06

 JAあいち豊田なす部会は12月5日と6日、同部会に来年度加入予定の農家をサポートするため、加入予定者のほ場巡回を行いました。来年度は新たに4人の部会員が加入する予定で、ナスの栽培拡大を目指します。
 この巡回は、1人1人の作付予定地に出向き、栽培の基盤となるほ場の下準備のアドバイスをするために開いたものです。5日は、JA職員や豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員が参加し、ナス栽培を初めて行う2人の作付予定地を巡回。水の給排水場所、畝の作り方、収穫時の導線の確認や必要な機械や資材の案内をしました。同JA営農指導課の前田有美さんは「栽培する上で大切なほ場環境を確認できた。来春の栽培開始に向け、今後もしっかりとサポートをしていきたい」と話していました。今後は、2月に土壌診断研修会、4月に定植講習会を開催する予定です。
 現在、同部会は48人の農家が2.68ヘクタールでナスを栽培。出荷するナス「筑陽」はボリュームがあり消費者や市場からも好評で、豊田市の学校給食にも使われています。

 

 

写真=ナス栽培に向けてアドバイスをするJA職員ら