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不要農薬の回収 4カ所の営農施設で実施

2022.12.09

 JAあいち豊田は12月9日、4カ所の営農施設で組合員が持ち込んだ不要農薬を回収しました。今年は約1.9トンの農薬が持ち込まれました。農薬は、一般ゴミとして捨てられない特殊な廃棄物のため、処分に悩む組合員からの要望で、毎年回収場所を変えながら回収しています。
 この日、豊田市松平志賀町にある松平営農センターでは、組合員ら34人が合わせて約600キログラムの期限切れや使用していない農薬を持ち込みました。農薬は、一般農薬や水銀、ダイオキシンや不明な農薬などを液体や固体ごとに仕分けして回収。専門業者が適切な廃棄方法で処分します。農薬を持参した組合員は「使わずに残っていた農薬を安全に処分してくれるのはありがたい」と話していました。
 同JAでは、環境保全型農業への取り組みとして、農業用使用済みプラスチック類の回収も毎年行い、地域環境に配慮した農業の実践を目指しています。

 

 

写真=不要になった農薬を回収する専門業者