JAあいち豊田赤とんぼ米栽培グループは12月14日、豊田市西町の豊田市役所を訪れ、第24回米・食味分析鑑定コンクール国際大会で特別栽培米ミネアサヒ「赤とんぼ米」が特別優秀賞を受賞したことを太田稔彦市長に報告しました。同コンクールは、米・食味鑑定士協会などが主催し、国内外で最大級の規模となります。今年は12月2日、3日に長野県で開かれ、各部門合わせて5280点の出品がありました。赤とんぼ米は、「都道府県代表・海外地域代表 お米選手権」部門で特別優秀賞を受賞しました。
この日は、同グループの伊藤政和会長、同JA石川尚人代表理事組合長など、合わせて5人が市役所を訪問。2022年度産の新米「赤とんぼ米」を贈呈して、受賞の喜びや今年の作柄などを報告しました。伊藤会長は「農薬や化学肥料に含まれる窒素成分を県の慣行基準の5割以下にして栽培しているため、生育管理などに苦労したが、今年もおいしいと言っていただける米になった。コンクールで認められた米を多くの方に味わっていただきたい」と笑顔で話しました。
赤とんぼ米は、豊田市の中山間地域の21戸の農家が合わせて14.4ヘクタールで栽培し、2022年度は、46トンの出荷を見込んでいます。
写真=赤とんぼ米を太田市長に手渡す伊藤会長(左