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高品質な冬野菜出そろう 豊田市農林畜産物品評会「冬の部」 豊田市農産物ブランド化推進協議会

2022.12.16

 JAあいち豊田や豊田市などで構成する豊田市農産物ブランド化推進協議会は12月16日、同市西町のJA産直プラザ店頭で豊田市農林畜産物品評会「冬の部」を開きました。JA猿投白菜部会とJAサニーレタス部会の会員が丹精込めて栽培したハクサイ7点とサニーレタス7点が出品されました。厳正な審査の結果、ハクサイは同市御船町の村松正博さん、サニーレタスは同市挙母町の森田賢さんが金賞に選ばれました。
 この品評会は生産者がお互いに競いながら品質・生産向上を目指し、より良いものをより安全に消費者に提供するとともに、地元農産物のPRと消費拡大を目的に開いているものです。
 この日は愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員や市場関係者ら4人が、形や色、そろいなどの項目に沿って審査。どれも品質の良いものが集まり、審査員の頭を悩ませました。ハクサイの銀賞は同市上原町の田清仁さん、サニーレタスは同市御立町の成田英俊さんが選ばれました。審査した同普及課の森本杏子主任は「天候による栽培環境が厳しい中、生産者の努力が感じられる高品質な仕上がりのものばかりだった」と話しました。品評会に出品された農産物は同市中根町にある福祉施設「ハートランド豊田の杜」に寄贈しました。
 猿投白菜部会は13戸の農家で構成し、「黄ごころ」「きらぼし」などの黄芯系品種を中心に栽培しています。今年は、1月中旬までの出荷で約650トンの出荷量を見込んでいます。サニーレタス部会は13人が所属し、サニーレタス「レッドウェーブ」や「晩抽サーフレッド」を栽培。1月下旬にかけて3500キログラムの出荷を見込んでいます。

 

 

写真=厳正に審査する審査員ら