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金融と営農が連携し米消費拡大 米の定期宅配「JAコメ米便」始まる

2022.12.21

 JAあいち豊田営農販売課は、金融支店や金融渉外と連携して豊田市とみよし市内に住む住民向けに特別栽培米ミネアサヒ「赤とんぼ米」の定期宅配「JAコメ米便」の販売を始めました。米を運ぶのが困難な女性や高齢者に喜ばれています。
 これは、金融渉外の取引先などに赤とんぼ米を販売することで、新たな顧客を獲得し米の販路を拡大するのが狙いです。2022年12月からの1年間、毎月JA職員が宅配します。1口5キログラムで11月1日から100口限定で、金融支店窓口や金融渉外担当者が取引先や地域住民に「赤とんぼ米」300グラムの試食サンプルを配布しながら注文を受け付けました。好評で1カ月で予定口数となりました。
 宅配は、営農販売課とグリーン課の職員を中心に、毎月15日から25日に行います。米は、宅配直前に白米に精米した新鮮でおいしい米を届けています。12月21日は、JA営農販売課の職員が豊田市長興寺に住む塩谷武久さんの自宅に米を届けました。受け取った塩谷さんは「毎月つきたての米が家に直接届くのは嬉しい」と話していました。
 今後は、毎月の配達時にグリーンセンターなどのチラシを配布し、店舗への来店を呼びかけます。「赤とんぼ米」はJAあいち豊田のネット販売サイト「MEKIKI」で3キログラム、5キログラム入りを販売しています。

 

 

写真=米「赤とんぼ米」を購入者に届けるJA職員(左)